20111008 磯見輝夫愛知県立芸術大学学長からの返事


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20111008 磯見輝夫愛知県立芸術大学学長からの返事 への2件のコメント

  1. 少子化傾向、景気の不安定による芸術系を志望する学生数の減少など、法人化された大学にとっては経営戦略が非常に難しい時代にある事は残慮ながら理解しております。また、その時代背景において、県や(?)が掲げる長久手地域を似非筑波的発想で「愛・知・芸術の森」と言う何処にでもある様なコンセプトに乗らざるをえない学長のお立場は、察するに余りあります。ただ、奥村先生へのご返信にある「世界へ発信してゆく大学」、「地域に密着した芸術文化」を真に目指した芸術教育を志向されるのであれば、学長ご自身がお気づきの様に「愛・知・芸術の森」などといったお祭り先行の計画を行うのでなく、芸術家が芸術家たる所以を根底においた計画を、開放された時を持って、最良である結果へと誘うべきではないでしょうか。世界が認める建築の意匠や空間を、ご回答にある様な理由と限定し安易に改変することは、目指される世界発信戦略においても逆効果である事は言うまでもありません。また設備の新旧の価値観で、真の芸術を目指す学生が集まらないことも、芸術教育に長年携わられた学長御自身が最も認識されておられる事と存じます。
    日本でも類をみない環境融合の世界的資産を「流れ」の中で無くさないでください。
    劣化や耐震などについては、震災後であるからこそ愛知県立芸術大学を中心にした学術と技術を最大に活用し克服することが、芸術への敬意と芸術の根本である探求の証であり、その発信に集う新たな創造者たちこそが、将来世界と競合出来る質の高い芸術を生み出して行くのではないでしょうか。

    日本の建築と周辺環境を守る会

  2. 愛知県立芸術大学 卒業生 より:

    この手紙は、愛知県職員による代筆でしょうか。
    愛知芸大における今後の芸術教育に対する学長のお考えだとすれば、卒業生として悲しいことです。

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